KDDIの技術とノウハウで予期せぬ不具合トラブルを回避する KDDIの技術とノウハウで予期せぬ不具合トラブルを回避する

KDDIのIoTデバイス開発サポートは
お客様に安心して製品を使っていただくためのネットワーク試験を
サポートします。

そのサービス・製品は、
今後も通信でのトラブルが
発生しませんか?

お客様のサービスを市場に投入した後に不具合が出ると、影響が大きいため市場投入前に通信の検証が必要です。
ただし、通信の検証はコストが大きく、特殊なノウハウが必要になります。

現状のIoTデバイスにおける通信検証の課題

  1. 検証・品質維持にかかるコストが大きい

    検証・品質維持に
    かかるコストが大きい

    リリース前の検証に必要な設備投資が必要となりかかるコストが大きい。

  2. 品質検証に必要な専門知識が不足

    品質検証に必要な
    専門知識が不足

    通信プロトコルへの専門的な知識が必要となり、通信試験に関するノウハウの蓄積が難しい。

  3. リリース後の運用保守が維持できない

    リリース後の運用保守が
    維持できない

    通信プロトコルへの専門的な知識が必要となり、通信試験に関するノウハウの蓄積が難しい。

KDDIのIoTデバイス開発サポートなら

  1. 設備の貸出でコストを削減

    設備の貸出で
    コストを削減

    試験に必要な設備や環境を委託できるので自社で用意するよりもコストを抑えて試験をすることが可能です。

  2. 実際の通信網で信頼ある試験が可能

    実際の通信網で
    信頼ある試験が可能

    KDDIの技術ノウハウと実際の通信網を使って市場投入前に信頼性のある試験が可能です。

  3. お客様リリース後でも安定したサポートが可能

    お客様リリース後でも
    安定したサポートが可能

    安定したお客様サービス運用のため、リリース後の追加検証および技術的サポートを提供します。

5GやLTEデバイスを活用したサービスや製品の開発をするにあたり、
デバイスの品質以外にもネットワークの仕様確認不足や検証不足により
ネットワーク接続不可や通信コストの増大、製品の安全性の低下などトラブルが起こることがあります。

IoTデバイス開発サポートでは、
提供するサービスや製品のユースケースに合わせて通信の仕様策定や開発、検証を行い、
サービスを利用するお客様の安心と信頼の構築をお手伝いいたします。

IoTデバイス開発サポートによる
おすすめの6つのサービス

1KDDI網利用
デバイスガイドライン試験

KDDI網利用デバイスガイドライン試験 KDDI網利用デバイスガイドライン試験

お客様の製品がKDDIの回線網を安定してご利用できる製品設計になっているかガイドラインに準拠した試験を行います。

実際のKDDI通信網での“実動作”で、製品が安定してKDDI網を使える製品設計になっているかを確認いたします。

試験詳細

項目 備考
KDDI網関連 KDDI網利用時におけるお客様製品の動作をデバイスガイドラインに沿って確認します。
ハードウェア関連 ハードウェア設計の注意事項項目に沿ってお客様製品で実動作を確認します
ソフトウェア関連 ソフトウェア設計の注意事項項目に沿ってお客様製品で実動作を確認します。

留意事項

  1. Qualcomm社製 通信チップをご利用の場合、通信チップのログ取得
    ツールQXDMによるログを取得可能なお客様製品、および取得すべきQXDMログの種類のご指定をお願いします。
  2. Qualcomm社製 通信チップ以外をご利用の場合は、通信ログを取得可能なツールおよび操作マニュアルのご提示をお願いします。
  3. お客様の製品がKDDIのIoT通信サービスLPWAおよび5Gをご利用される場合、本メニューの一部の試験につきましてはご利用いただけません。
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2ネットワーク障害/通信規制試験

ネットワーク障害/通信規制試験 ネットワーク障害/通信規制試験

基地局シミュレーターを用いて疑似環境を構築し、ネットワーク障害時や通信規制後の際、お客様製品の再接続動作を確認する試験です。

障害時いかに早急に製品が復帰できるかをか判断することでより安定的な回線利用が可能になります。

インフラ設備などのお客様におすすめです。

試験詳細

項目 備考
ネットワーク障害試験 ネットワーク障害発生時および障害復旧後のお客様製品の動作を確認します。
通信規制試験 通信規制時および規制解除後のお客様製品の動作を確認します。

留意事項

  1. Qualcomm社製 通信チップをご利用の場合、通信チップのログ取得
    ツールQXDMによるログを取得可能なお客様製品、および取得すべきQXDMログの種類のご指定をお願いします。
  2. Qualcomm社製 通信チップ以外をご利用の場合は、通信ログを取得可能なツールおよび操作マニュアルのご提示をお願いします。
  3. お客様の製品がKDDIのIoT通信サービスLPWAおよび5Gをご利用される場合、本メニューの一部の試験につきましてはご利用いただけません。​
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3TRP/TIS測定試験

TRP/TIS測定試験 TRP/TIS測定試験

お客様製品のTRP/TIS*がKDDIの基準値を満たしているかを確認する試験です。

無線特性基準値未達による通信不可リスクを回避し、基地局ー製品間で問題なく通信できるかを確認します。

基準を満たさない場合、電波が弱い場所では繋がりにくい、
またエラーが発生しやすいなどの影響を事前に確認できます。

*:TRP/TISとは、無線性能を示す指標。

試験詳細

項目 備考
TRP測定 お客様製品のLTEまたは5GのTRPを測定し、KDDI基準値を満たしていることを確認します。
TIS測定 お客様製品のLTEまたは5GのTISを測定し、KDDI基準値を満たしていることを確認します。

留意事項

  1. アンテナを含めた無線性能の評価するにあたり、下記の値を利用しております。
    TRP:全放射電力(Total Radiated Power)
    TIS:全等方感度(Total Isotropic Sensitivity)
  2. NDA締結後にKDDI TRP/TIS基準値の開示が可能です。KDDI基準値に未達の場合は、改善を強く推奨します。
  3. お客様製品のTRP/TIS値に関わらず、商用網でご利用の際はJATE/TELEC認証の取得が必要となります。また、ODDS取得を強く推奨します。​
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4消費電力性能試験

消費電力性能試験 消費電力性能試験

お客様製品のKDDI網での各動作における消費電力を測定し、
バッテリーなど限られた電源状況下での電源容量設計を支援いたします。

試験詳細

項目 備考
起動時試験 お客様製品の起動時の消費電力量を計測します。
各機能操作試験 お客様製品の各機能を操作した時の消費電力量を計測します。
送受信動作試験 お客様製品の送受信動作時の消費電力量を計測します。
省電力モード試験 お客様製品の省電力モードになった時の消費電力量を計測します。

留意事項

  1. 消費電力測定できる状態のお客様製品のご提示をお願いします。
  2. お客様製品のユースケース(設置場所や利用想定動作など)のご提示をお願いします。
  3. 過去機種はお客様にてご用意をお願いします。​
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5通信トラブルサポート

通信トラブルサポート 通信トラブルサポート

KDDI網ご利用時に発生したお客様製品の通信トラブルに対し、技術サポートで早期解決を目指します。

KDDI網に関するQA対応、通信トラブル発生時の通信ログ解析や再現試験など原因解析をサポートします。

試験詳細

項目 備考
KDDI網の通信ログ解析 通信トラブル発生時のKDDI網の通信ログを解析し、トラブル解決をサポートします。
お客様製品のログ解析 通信トラブル発生時のお客様製品のログを解析し、トラブル解決をサポートします。
再現試験 商用網に加え、KDDIラボでの再現試験を実施し、原因解析に必要なログ取得をサポートします。

留意事項

  1. KDDI網の通信ログ利用に関して、お客様(通信当事者を含む)からKDDIへ同意書の提出が必要となります。
  2. Qualcomm社製 通信チップをご利用の場合、通信チップのログ取得ツール QXDMによるログを取得可能なお客様製品、および取得すべきQXDMログの種類のご指定をお願いします。
  3. Qualcomm社製 通信チップ以外をご利用の場合は、通信ログを取得可能なツールおよび操作マニュアルのご提示をお願いします。​
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6ネットワーク変更試験

ネットワーク変更試験 ネットワーク変更試験

KDDI網の設備更改時に設備更改によって
お客様製品が通信不可にならず安定稼働を維持できるように事前に接続性を検証いたします。

試験詳細

項目 備考
事前検証 ネットワーク設備更改作業の過渡期および作業完了後のネットワークとの接続性、データ通信、音声通話などを検証します。

留意事項

  1. お客様の製品を1年間お預かりします。
  2. 基地局などLTE/5Gプロトコルに関連する設備を対象に接続性検証を実施します。本検証によりすべての問題を事前に検知することはできません
  3. Qualcomm社製 通信チップをご利用の場合、通信チップのログ取得ツール QXDMによるログを取得可能なお客様製品、および取得すべきQXDMログの種類のご指定をお願いします。
  4. Qualcomm社製 通信チップ以外をご利用の場合は、通信ログを取得可能なツールおよび操作マニュアルのご提示をお願いします。
詳細を見る

KDDI 法人営業担当者が、
導入へのご相談やお見積もりをいたします。
何かご不明な点があれば
お気軽にお問い合わせください。

KDDIのIoTデバイス開発サポートが選ばれる理由

通信キャリアとしての実績から信頼性のある試験が可能 通信キャリアとしての実績から信頼性のある試験が可能

通信キャリアとしての実績から
信頼性のある試験が可能

長年にわたり通信キャリアとして培ってきた高度な技術力とノウハウを基に、安全で信頼性の高い試験環境を提供しています。

常に最先端の技術革新に対応し、複雑化する通信インフラにも精密かつ迅速に対応することで、お客様の製品の安全性と信頼性を実現します。

通信キャリアだからこそより安全安定な稼働の実現か可能 通信キャリアだからこそより安全安定な稼働の実現か可能

通信キャリアだからこそ
より安全安定な稼働の実現か可能

通信回線を提供しているからこそ、KDDIの通信網を活用した製品に関して通信網の最新ガイドラインに合わせて試験が可能になります。

KDDI網の設備更改時により安全、安定的な稼働の実現とトラブル時の早期解決を行うことができます。

利用事例

医療機器メーカー A社様(例)

医療機器メーカー様では、人命にかかわる重要な機器であるAEDの遠隔監視および管理を、確実にIoT技術で実現するために、TRP/TIS測定を活用した通信品質の検証を行いました。これにより、遠隔地からの安定したモニタリングと管理を実現し、常に高い信頼性を維持するシステムを構築しました。

スマートメーターメーカー B社様(例)

スマートメーターのメーカー様は、検針時の人員コストを削減し、メーター情報の迅速な監視および管理の自動化や遠隔監視の実現を目指し、TRP/TIS測定による無線性能の検証を行いました。この検証により、安定した通信品質を確保し、効率的な運用をサポートしています。

よくあるお問い合わせ

Q

各試験メニューの価格を
教えてください

A

見積りはこちらへお問合せください お問合せはこちら

Q

見積から試験開始までどのぐらいの期間が掛かりますか?

A

試験メニューによりますが、おおよそ2~2.5か月になります。

Q

測定物を事前に送ることできますか?

A

契約締結後から送付可能です。

Q

au Band以外も測定可能ですか?

A

KDDI保有Band以外は測定不可です。

Q

測定物は電源駆動のため、TRP/TIS試験のチャンバーは電源ありますか?

A

はい、 チャンバー内にはAC電源(100V)があります。

Q

測定物のサイズが大きいのため、TRP/TIS試験のチャンバーに入りますか?

A

設置面(XY)最大長が120cm以下 高さ(H)150cm以下 重量150kg以下までは測定可能です。

Q

試験実施には立ち合いが必要ですか?

A

基本的にはKDDI側で実施します、ケースによってお客様立ち合い実施の場合もあります。

KDDI 法人営業担当者が、
導入へのご相談やお見積もりをいたします。
何かご不明な点があれば
お気軽にお問い合わせください。